ロコモ予防の運動療法 ロコトレ

ロコモティブ・シンドロームは「運動器の障害で移動能力が低下する状態」です。もっとわかりやすく書くと「骨や関節、筋肉の故障により立ったり歩くことが難しくなること」です。
日本語では運動器症候群といいます。機関車のことをロコモティブといいます。動力源のことです。人の動力源の具合が悪くなることをロコモティブ・シンドロームといい、通称ロコモも、メタボと同じようにだいぶみなさんに知られてきました。
日本整形外科学会では、国民の健康寿命の延伸のため、ロコモの予防の啓発に力を入れています。ロコモ予防には、運動を生活に取り入れることがもっとも大切です。
ロコモ体操、通称ロコトレは次の二つの体操です。
ひとつめは片足立ちです。片足で1分間立つことを1日3回行います。転ばないように、つかまるもののそばで行い、足のうらが床からほんの少し離れていればOKです。
もうひとつはスクワットです。足を肩幅より少し広めに開いて、つま先を30°にひろげ、腰を落としていきます。これを数回続けて行うのを1セットとして1日3セット行います。
くわしくはこちらをご覧ください。( → ロコもチャレンジ!ロコトレ)
高齢になってからの寝たきりを防ぐためにぜひ運動を生活に取り入れるようにこころがけてください。
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